原付のエンジントラブル
燃料系トラブル
原付で走行中にエンジンが突然止まった場合。原因はいろいろ考えられるが、ここでは燃料系のトラブルについて原因や修理について説明してみたい。
まず、原付のガソリンタンクの中に雨水などが混入してしまい、キャブ内からエンジンに回る。すると、水はガソリンより重いので、ガソリンタンク内の下に溜まるため、走り出してから2〜3分ほどでエンジンが停止してしまう。この場合の修理箇所は、燃料タンク、燃料フィルター、燃料ポンプなどの掃除、ポンプの交換を行う。
次に、燃料ポンプが突如負圧を受けても、燃料を全然送らなくなる症状があるが、これはガソリンタンク内部のゴミが蓄積するため起こることが多い。また、燃料ポンプそのものがが壊れることもあるし、キャブにつながっている負圧ホースが外れている可能性も高い。この時の修理も、燃料タンク、燃料フィルター、燃料ポンプの掃除、ポンプの交換などとなる。
他には燃料ポンプが少量しか燃料を送らないためにガソリンの量が少なく、全快走行時に失速してしまうケースがある。この場合は燃料フィルターにゴミなどが蓄積したか、あるいは燃料ホースをどこかにはさんでしまっている可能性がある。そういう時は燃料フィルターの掃除、場合によっては燃料ポンプの交換を行うと良いだろう。
伝送系トラブル
原付の電装系エンジントラブルでは、まず、CDIから電気が流れなくなって、プラグに火が飛ばないと前触れもなくエンジンが止まってしまい、二度とかからなくなることがある。もしも社外のCDIを使用していた場合は、高確率でCDIが故障しているだろう。この時の修理箇所はCDI点火ユニットとなる。社外のCDI点火ユニットであれば、純正のものに交換した方が良いだろう。
2つ目には、プラグキャップが抜けてしまい、プラグに火が飛ばないと原付走行中に段差を拾った瞬間などに止まってしまうことである。これはプラグキャップにおけるプラグ抜け防止のピンが抜けているか、プラグキャップとプラグコードとが断線している場合が多い。プラグキャップを交換し、場合によってはイグニッションコイルごとの交換が必要かもしれない。
他には電気がイグニッションコイルから流れず、プラグに火が飛ばないと、やはり前触れもなく止まってしまう。こんな時もイグニッションコイルを交換するのが良いだろう。